人類は二度と戦争をするな!

1945年8月、原爆投下により広島と長崎の町は、生き地獄と化した。そして、アメリカは対日作戦に準備した枯葉剤を、1961年から10年余ベトナムに散布し続けた。原爆投下も枯葉剤散布も、アメリカによる民間人無差別ジェノサイドである。核兵器と化学兵器の被害は、何世代も続き、今も人々を苦しめている。昨年1月、ベトナムの枯葉剤被害者は、アメリカの製薬会社を提訴し、日本でも現在、全国12の裁判所で168人の被爆者が、国に対し原爆症認定を求めて集団訴訟を起こしている。

映像と証言と歌による告発
今−−−ヒロシマ、ナガサキ、ベトナム


■枯葉剤被害を世界に伝える 中村 悟郎(報道写真家)
30年にわたって枯葉剤被害を追い続け、ホーチミン市戦争博物館に写真が常設展示されている。被害者、加害者双方と交流しながら戦争の被害を伝え、戦争の本質に迫る報道写真家。土門拳氏の「ヒロシマ」を見て写真家を志す。「母は枯葉剤を浴びた」(新潮社)「戦場の枯葉剤」(岩波書店)など著書多数。

■ 被爆者の証言を世界に訴える 谷口 稜曄(被爆者)
16歳の時、長崎市の路上で原爆によって自転車ごと吹き飛ばされ背中に重度の熱傷。1956年「長崎原爆青年乙女の会」の結成に参加し被爆者救援活動を続ける。その間、毎年入院して手術を受けるが、1984年、手術不能の身体になる。現在、長崎原爆被災者協議会副会長。今年5月、NPTニューヨーク行動に参加。

■平和の歌を世界へ届ける 横井 久美子(シンガーソングライター)
1973年、戦争中のハノイを訪れ、最近では枯葉剤被害の子ども達の施設を訪問し、コンサートを続けている。ベトナム統一30周年の5月1日、ベトナムから「国際平和友好勲章」を受ける。また、今年7月、峠三吉の「にんげんをかえせ」をCDにし、原爆症認定集団訴訟を支援している。CD、著書多数。



2005年11月20日(日)  PM1:00開場 PM1:30開演
有楽町よみうりホール(03-3231-0551) JR山手線・京浜東北線有楽町駅前
入場料 2,000円(当日2,500円)

■主催 未来へ輝き隊PROJECT30
■申込  tel 042-573-3465 fax 042-577-7410 kagayakitai2002@yahoo.co.jp 
 〒186-0002 東京都国立市東3-18-15 横井久美子事務所
■後援 ベトナムの枯葉剤被害者を支援する日本委員会(準備会)
 原爆症認定全国集団訴訟弁護団/原爆症認定支援全国連絡会
■出演 安田雅司郎(ギター) 杉田真実(バイオリン) 尾藤憲山(尺八)
■スタッフ 亀井正樹(写真) 大貫充(舞台美術) 佐藤和久(音響) 藤谷亨(照明)

写真:生後10ヵ月のベト(右)とドク ハノイのベトドク病院で(1981年12月)中村悟郎

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