春秋楽座21 2002年の企画紹介
11月9日(土) 西美濃30人組 大垣市北地区センター 控え室には持ち込みのカーペット、飲み物は、食べ物は、こんな所にはるばると、とまるで大スターの如く気を使ってもらうもてなし振り。そういえば、最近、食事の心配も、お茶の接待もしてくれない楽座もあったなぁ、と思い出す。自動販売機はないし、自分で湯のみを探してきて水道の水を飲んだモン。日本津々浦々出かけてみれば、いろんな人や土地柄に出会う。 今回、会場が大きくて殺風景なのを胃の痛くなる程心配していた浅野良子組長の助っ人は、フラワーアレンジの達人ミヨちゃん登場で解決。ススキや菊や大きなオブジェを4つもアレンジして、そこに春秋楽座の幕もピッタリ。お茶のテーブルにはクロスを掛け、手作りの暖ったかーい雰囲気に。 先日も、鈴鹿で素敵なレイアウトの会場があったけれど、勝るとも劣らない。 ニ次会では中心メンバー10人余とおいしいビールを飲みました。(私だけだった?) * 終了後、素敵なメールが届きました。 「平和を考え出すと整理がつかなくて、うまく言葉にできずにいた私ですが、アフガニスタン、テロ、北朝鮮、アイルランドを含むヨーロッパの民族問題など、世界各地でおきていることを横井さんが自然かつ実感のある話し方で伝えてくれました。音楽の領域に捉われず、性別そして国籍に捉われることなく活躍してみえる横井さんに共感を覚え、勇気を頂ました。」(A・S) * 「音楽や性別や国籍にとらわれず」というフレーズ、私は好きです。そんな風に思っていただいてとても嬉しい。 「やりとげた時、かならず笑顔がある。みんなの笑顔がいつも私のご褒美。また、お会いしましょう。岐阜が本当の日本のまん真ん中であるようにするために。岐阜に、とても熱い人たちがいることを伝えるためにお待ちしています。」(H・T) * この言葉に出会って私は仰天!1996年にノーベル文学賞を受賞したアイルランドの詩人のシェーマス・ヒーニーの言葉を思い出した。彼は、アイルランドは、ヨーロッパ大陸の西の端に位置するけれど、魂は、世界の真ん中にあると。岐阜のそれも片田舎の一介の女性(失礼!)が、こうした発言をするくらい日本は、女性は進んできているのだと、感動。いや、都会生活者ではないからこその言葉かもしれない。小さなミクロライブと名づけた春秋楽座でこそ出会える言葉であり、人たちだ。 6月14日(金) 越後くれない30人組 新潟りゅうとぴあスタジオ 楽座開催第一位のくれない組。熊谷淑子組長中心に集まる女性群(男性もいるけれど)のこの不思議な魅力。新潟に行くと彼女たちに会っておしゃべりできるのが私の楽しみの一つ。 もちろん歌をうたえるのもですが、、。 今回は、熊谷ホールから黒を基調としたスペースに会場を変え、だから、楽座の幕が映えました。また、広いので「みずほ園」のファンの方々が車椅子で参加できたのも嬉しかった。 6月9日(日) 花が好き、歌が好き杉並30人組 西荻窪こけし屋 「花が好き」の歌が生まれた楽座のとおり、今回もお花のグループが協力してくださって、会場にはあちこちに素晴らしいお花が生けられました。 写真ではお見せできないのが残念。それに加え、着物姿やドレスアップしたキレイな人(?)が多かったのもこの楽座の特徴でウキウキします。 6月8日(土) 尾張野に輝け遊志40人組 江南市永正寺 大学時代からのファン杉本恵子さんが企画。広い大きなお寺の本堂で開催。この永正寺の住職さんがステキな方で、近所の方たちにワールドカップの試合を大型スクリーンで見せてお寺を解放したり、当日は一人一人にお抹茶をたててくださったり、照明やお花など、舞台装置も工夫。翌日、東京で楽座があり、ゆっくりできなくて残念でした。 5月24日(土) 世界に愛をとどけたい福山遊志30人組 6:30〜ひよこ保育園ホール(福山市曙町)会費3000円 ひよこ保育園の新しい総ヒノキのホールで開催。広々として、気持ちのいい空間。そこに座布団を持ち込んだり、園児用のベンチを使ったり。 楽座は圧倒的に女性が多いのに、ここは若い(?)男性が多かったのです。ティータイム用のカップも持参。組長の中川恵子さんは最初のアイルランドツアーでバウロンを2つも買い、擁護学校の生徒たちに使わせたり、当日もアフガン報告書やじん肺のパンフレットを置いたり、ともかくパワフルな人。 特筆すべきは、「世界がもし100人の村だったら」に障害者の数が出てこないのはオカシイと意見を言ってくださったて、その資料も頂き、障害者の数を入れた「世界がもし」の作品はこの福山楽座で完成披露したのです。こうした情報は嬉しいです。 5月18日(土) 風はこぶ横井久美子トーク&ライブ おおつか風はこぶ遊志50人組 P.M. 6:30 〜 大塚労働会館内ラパスホール この日は、労働組合の会館が一変。組長の中嶋祥子さんが、荒川土手で摘んできたいっぱいの「あかつめ草」をステージに散らしたり、副組長小林さんが家から持ってきてくださったさくらんぼの枝を飾ったりと手づくりムンムンの会場に。 また、大瀧安良さんのサインペンと淡彩によるスケッチ画展も片隅で開催。びっくりしたことにティータイムのケーキは、男性の作でした。公共一般という東京都で働く人たちの個人加盟の組合がこの楽座の母体でしたが、「組合」に対するカタいイメージが変わりました。 |
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