Kumiko Report 1/11/2002
「おなじ空 おなじ子ども」中間報告 発売20日で1500枚に!

皆さんのご協力で、12月21日発売後から1月10日までに、CDは1500枚を突破しました。
一枚一枚、買ってくださった方、一枚一枚売ってくださった方ありがとうございます。
メール、ファックス、葉書などがたくさん寄せられ、音楽による草の根支援の広がりを実感しています。
とりあえず、早く2000枚を売って100万円をカンパしたいと思っています。その後はこのCDを売りながら、息長くアフガンの子どもを支援していくつもりです。

以下、いくつか寄せられたメッセージをご紹介します。


東京新聞の「本音のコラム」毎回よんでいます。テロ・アフガン問題、小泉改革をはじめ、
あなたの毅然とした正論・清論にいつも共感を覚え、会議などの仲間にコピーして渡し
ています。アメリカ・小泉ベッタリの風潮のなかで、あなたの正論はいっそう光ります。
今後とも頑張ってください。アフガン救援のCD一枚注文します。よろしく。


この方とは面識はありませんが、横浜にお住まいの七十代の男性からのメールです。


おはようございます。本日毎日新聞の記事を読みCDを買いたいと思いファックスしました。
私も「ガールスカウト」という団体で毎年ユニセフの募金などとやっています。またアフガ
ニスタンからパキスタンに逃れてきた子供たちに1994年より文具、洗面用品などを送っ
て影ながら援助の一つになるかと日々いろいろなことを行っています。


福岡からの早朝のファックスで、すぐ反応があり嬉しかったです。この方たちの「ガールスカウト」の活動は、以前国連難民高等弁務官事務所のカンダハル職員、千田悦子さんにお話を伺った時も「パキスタンにいるアフガン難民の子供たちにガールスカウト日本連盟からすでに8年にわたり学用品などのピースパックの支援があり、資金の乏しい現場の私たちには本当にありがたい」と聞いていました。私の友人も地域でガールスカウトの活動をしていて、千田さんの話を聞いた後「そういう地道な援助活動をしていて感心しました」と伝えたものです。この福岡の方と電話で話したら、とても若い女性で、私の友人から同世代を想像していたのでびっくりしました。


CDあと15枚送って下さい。友達も他の方に薦めてくれていて嬉しいです。今年こそ
世界中の子供たちのしあわせを願って、平和な地球になりますことを。少しでもできる
ことをと思います。


この方は伊勢市女性で、KUMIKO PROJECT「春秋楽座」の組長さんでした。


毎日新聞の記事を読みました。ホームページも拝見しました。CDのタイトル「おなじ空
おなじ子ども」は、アフガニスタンの状況に思いをはせる私と私の家族の気持ちをその
まま表していました。今年の年賀状の内容はまさにそれでした。
ぜひ聞いてみたいと思います。1枚で申し訳ないのですが、お送りいただけるでしょうか。
周りの人たちにもすすめるつもりです。よろしくお願いします。


長崎市の方からのメールです。


そして、昨日、次のようなファックスがはいりました。

はじめまして。私は三重県の小学校の教師をしているものです。横井久美子さんのことは、中日新聞に連載されている「本音のコラム」で初めて知りました。
今、5年生を担当しているのですが、2学期から新聞を使った取り組みを続けています。その取り組みを始めた頃に「同時多発テロ」が起こりました。学級の子供たちは、毎日学校へ新聞を持参し、連日報道されるニュースに釘付けでした。そのことがきっかけになり、子供たちは「私たちは、日本で平和に幸せに生活している。でもアフガンの子供たちは住む家も追われ、食べるものもなく苦しんでいる。自分たちにもなにかできることがあるんじゃないか?」と声をあげはじめました。黒柳徹子さんの「アフガンレポート」をみて、子供たちは想像以上の現状を目のあたりにし、ますますもっと知りたいという気持ちになったようです。
ある日「先生、こんなCDがでるやで」と中日新聞の横井さんのコラムを教えてくれました。
子供たちのこの活動は2月1日に本学校で行われる「学習発表会」で、「自分たちから全校によびかけたい!」とう思いにつながり、現在テーマを決め、台本作りに取り組んでいます。担任としては、この子供たちの頑張りを出来る限り支援していきたいと強く思っています。「おなじ空おなじ子ども」の歌詞を見て、横井さんの思いと、学級の子どもたちの思いが通じているように感じてしまったため、長々と書いてしまし申し訳ありません。


読み進むうちに涙がこみ上げてきました。この日本も捨てたものじゃない、こういう先生とこういう子供たちがいるのだもの、という涙でした。また、テレビや新聞(活字)もこんなふうに子供たちの心に広がっていくなんて、毎週コラムを書くのは大変だけれど、コラムを書いていて、またCDを発表してよかったと、本当に思いました。そんな涙も混じっているカナ?

という訳で、CDを作って今まで以上のたくさんの人たちから、平和を願う気持ちが寄せられ、その方たちから逆に一杯エネルギーを頂いて、私は、充実した新しい年を迎えています。
みなさんありがとう!

横井久美子
2002年1月11日


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