Kumiko Report 11/24/2002
私の懺悔二つ

昨日は、名古屋市の交通局建設支部組合創立30周年の記念コンサート。中日新聞の「本音コラム」が依頼のきっかけ。
建設支部というのは、地下鉄や道路の設計や監督などの仕事だから、当然(?)すべて男性ばかり!家族の女性数人と、輝き隊・岐阜の女性が1名その場に。「中年女性のアイドル」を自認している私としては、男性ばかりというのはヘンな感じ。その上、マイクが不調で、突然、生でうたうことに。最後に主催者が、「ライブを生の声できけるなんてとても贅沢」とフォロー。でも、本もCDもよく売れました。私は、記念式典が終わったらみんな帰ってしまうのでは、本もCDも売れないだろうなぁと思っていたので。

30年間の組合報告を聞いていて、一番印象に残ったのは、「組合の歴史はじまって以来、賃金カットなど厳しい状況にあるのに、70年代、80年代のように組合が反撃できない」ということでした。確かに公務員は、他の企業に比べ安定していると私たちは思っていて、民間が苦労しているのだから、公務員もという世論は強い。けれど、戦うべきは、働く人たち全体の雇用を守り、低すぎる賃金をあげる事であって、安定している人たちの賃金を下げることではないはずだ。だから力をあわせて戦って欲しいと、私は、最後に一言そうカッコよく言って終われば良かったのに、、、。

懺悔の1は、マイクの不調や男性ばかりに目を奪われてそのメッセージを忘れてしまったこと。
懺悔の2は、その日の食事。

朝、東京駅でサンドイッチを買い、新幹線内で。(但し、いつも買うここの「レタスたっぷりサンド」はすごく美味しい)
昼、名古屋駅でラーメン。終わってすぐ新幹線に乗り、東京駅でゆっくり食事をしようと思ったら、どこも行列。疲れて待ってられなくて帰宅。当然何もないので、ふとファミリーマートのあの湯気の立っているおでんが目に浮かび、勢いよく買いに。ところがごぼう巻きしか残っていない。で、そのごぼう巻きと隣の暖かい肉まんとあんまんを買ってその日の夕食。

こうした食事は、日々、手づくり健康食(玄米大豆ご飯、野菜ジュースなど)を実践している私としては、恥ずべき悪食。ナント情けない、貧しい食事であることか!。週刊誌の見出しに、ある有名歌手が、ファーストフードばかりで、髪も体もボロボロとあったけれど、実感。そして自己嫌悪。だから、反省を込めて、頂いた大きな花束を2つの花瓶に分け、きれいに飾り、少し美しく豊かな気持ちになり、眠りについた、勤労感謝の日でした。

さて、今朝の東京は、寒くて曇りです。これから、「日の出の森・支える会の総会」に出かけます。

横井久美子

2002年11月24日

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