Kumiko Report 1/1/2003 |
あけましておめでとうございます 東京は今、雪が降っています。元旦の雪は44年ぶりということです。 ひらひらと降る雪を見て、「ひとひらの雪」という物語を思い出しました。たった一片のひとひらの雪でも、積もれば大きな枝を折ることができるというお話です。2003年への変わり目、「朝まで生テレビ」が「戦後民主主義とナショナリズム」というタイトルを掲げ放送していました。国を挙げて、世界を挙げて戦争へ突き進もうする2003年こそ、私たちは「ひとひらの雪」に! 途中で番組を瀬戸内寂聴さんと日野原重明さんの「年越し対談」に切り替えました。日野原さんのいくつかの言葉が響きました。 「今日を精一杯生きればいいのではない、今は過去、未来が今」。いい言葉です。 「寿命とは自分の使える時間。その時間を自分だけのために使ったか、人のために使ったか、死んだときエンマ様がはかる」これは分かりやすく、なかなかいい表現。 「戦争反対!という Don'tではなく、命を大切にするLet’s do!の発想を」。同感。 「命」は私自身のテーマで、最近、ネルソン・マンデラ賛歌のメロディを借りて詩を創った。 命棲む山々 命棲む海原 命棲む大地 守ろう命 みんなで創ろう 新しい時代 今年も、日本各地、世界各地でたくさんの人と出会い、学ぶつもりです。世界中の人たちの「命」が傷つけられないように、2003年が、あなたも私も幸せなな日々でいられるように、ご一緒に手をつなぎましょう。 横井久美子 2003年1月1日 |
KumikoReport Index HOME |