Kumiko Report 2/8/2003
実労働の証拠

毎日忙しく過ごしていると、昨日は、一昨日は、いったい何をしたということも分からなくなっている。
毎日、会社に行く人は、会社に行ってそれなりの仕事をして実労働の証拠があるでしょうが、私のような自由業の人間は、打ち合わせ、原稿、練習、資料探し、と言っている間に時間が過ぎてゆく。もちろんコンサートとか、本やCDの出版などは、私の実労働の証拠で、それに向かって毎日があるわけだけれど。

昨年の今頃は、園芸店にパンジーを買いに行き、庭一面に植えたり、水仙の球根の芽が出ているのを感激したり。こうしたぼんやりした時間があるほうが、心がしっとりとして、先が見えてくる。

時々訪れるこうした時期を乗り越える私の方法は、「52週ノート」。(1年は52週。今日は、2月8日、私は2003年の6週目を生きていると感じようと思って、、)。大学ノート見開きで1週間分の簡単日記をつくり、他のこととあわせて、そこに、毎日20分、1年間で1冊の目標で英語の勉強を記録する。これが、いい。雑多な仕事で毎日が飛ぶように過ぎていっても、短時間だからなんとなく実労働をした証拠ができる。最近、インターネットで英語を勉強できる方法を見つけてよけい楽しい。でも密かに私はやっているよと思っていたいので、誰にもその教材は教えない。

今から、新宿で「ベトナムツアー&コンサート」の説明会に出て、その足で、新幹線にのり広島にいきます。「世界に愛を届けたい福山30人組」は、今や輝き隊の模範とすべき先進的な動きを展開。11日は、春秋楽座のステキな幕の制作者、「京都キラキラ新鮮組」の畠中幸代さんのギャラリーで楽座。有田氏の写真展も同時開催で、私にとって自分の写真がいっぱいあるところで歌う気分は初体験で楽しみです。

それでは、いってきまーーす。

横井久美子
2003年2月8日

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