Kumiko Report 3/7/2003 |
私の元気のミナモト 2日の楽座は、住宅地にある洒落たホールの「かん芸館」で行われました。主催は、「歌も絵も楽しむ杉並かん芸館30人組」で、組長の大瀧安良さんのスケッチ展と同時開催。大瀧さんの「杉並のまち」のスケッチは、普段、なにげなく見ている風景だけに、心温まる。人間と同じで、年を重ね、風雨に耐え、暮らしを紡いできた家は、さりげない「顔」をもち、そのさりげなさが「風格」になって見る者を暖かく包む。また、人形作家の大槻和子さん、大瀧尚子さんの幾体もの人形の見事さは、体温のある作者の分身のようでステキでした。 歌い始めると、目の前に笛をいっぱい持った青年が座っていたので、2部では、彼にインデアンフルートで「ダニーボーイ」を演奏してもらい歌うというアイルランド流のセッションの真似事をし嬉しかった。また、「横井さんは、学生だった僕たちのスーパースター、テープをみんなで擦り切れるくらい聞いた」という大昔ファンだったという若い(私よりはずっと)男性も現われ、そういう人が、再度、私の歌を聞きに足を運んでくれたことも感激でした。 明日は、「国際婦人デー」の集会で歌うため、名古屋に出かけ、翌日は、埼玉県白岡町の男女共同参画企画でのコンサートです。 白岡町では、随分前からすでにチケットは売り切れと聞き、どんな方たちと、また出会えるか楽しみです。 よく「何故そんなに歌って、エネルギーを放出していても元気なの?」と聞かれます。私は、歌うことで自分のエネルギーを出すだけでなく、そこに集まった人たちからいっぱいエネルギーをもらっているのです。だから、私は人の前で歌っていれば、新しい出会いがあれば、元気なのです。歌うこと、出会うことが私の元気のミナモトです。 それでは、エネルギーの補充に行ってきますね。 横井久美子 2003年3月7日 |
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