Kumiko Report 1/1/2004 |
2004年、平和を求める声を響かせましょう 新しい年になりました。今年は、私自身の35周年記念コンサートの年でもありますが、日本政府が、平和憲法を蹂躙し、戦争への道をまっしぐらに進む年でもあります。私は、私自身が35年歌ってきた意味を考え、2004年は、記念コンサートを成功させることとあわせ、この35年間歌ってきた私の底力を全力発揮して、平和への声を高らかに響かせる年にする決意です。 歌がこうして歌えるのも平和であってこそ、35年も日本各地で、世界各地で歌い続けられたのも平和であってこそでした。そして、その私の中に蓄積している日本の、世界の人々の平和への願いを今、発揮しなくて、いつ発揮するのかと思います。こういう時期だからこそ、さらに、高らかに、おおらかに音楽を楽しみ奏でましょう。 35周年記念コンサートを成功させると共に、戦争への道を許さない!これが私の2004年の決意です。 暮れに、国立市長の上原公子さんから以下のファックスをもらいました。 「横井久美子様 お元気で飛び回っておられる事と思います。いよいよ日本も正念場になりました。黙して語らずは、戦争への加担になると緊急に行動を起こすことになりました。何の準備もないままの呼びかけを始めましたところ、驚くほどの反響があります。なんと吉永小百合さん、そして岸恵子さんとは、初めてですが、黙っていられないので当日にメッセージを送りますと答えてくださいました。黒田征太郎さんは、横断幕を書いてくださったうえに、当日も絵を書いてくださいます。続々と声が上がっています。夏以来落ち込んでいましたが、希望が見えてきました。横井さんもぜひ呼びかけ人になってください。そして、ぜひ、ぜひ、1月11日、日比谷公会堂に来て歌ってくださいませんか。当日空きでありますように祈っています。よろしくお願いします」 呼びかけに人代表は、上原国立市長、佐高信(評論家)、山口二郎(北大教授)の三名です。 もちろん、すぐ上原市長に電話しました。上原市長は、小泉首相に有事法制について何十項目にわたって公開質問状を出していました。夏以来、落ち込んでいたというのは、有事法制が通ったことで、その後すごく痩せってしまったのだそうです。明日は、黒田さんの所に書いていただいた横断幕を取りにいくといっておられました。私は上原国立市長が大好きでとても誇りに思っている一人です。その市長の呼びかけです。何でもしようと思っています。 みなさんもぜひご参加ください。 「アクション111−戦争を回避せよ、イラク派兵は認めない」 2004年1月11日(日)12時半から2時 日比谷公会堂 参加費500円 あわせて、「自衛隊のイラク派兵に反対する意思表示を1月11日1時11分、自分のいるその場所で1分間「音」をたてよう!」と呼びかけています。 私も2004年最初の行動を日比谷公会堂からはじめます。 横井久美子 2004年1月1日 |
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