Kumiko Report 1/6/2004
アクション111といちえさんのバック

今、「自衛隊のイラク派兵に反対する意思表示を、アクション111」の記者会見と、その後の打ち合わせを終えて帰宅しました。

記者会見には、佐高信さん、上原公子国立市長、講談師の神田香織さん、作家の渡辺一枝さんなどたくさんの方が参加されました。皆さんが時代の曲がり角で黙ってはいられない気持ちを記者に語りました。また、呼びかけ人の何人かは、先日教育基本法改悪反対の集会に4000人も集まったのに、新聞はどこも書かなかったことを話し、ぜひ自衛隊のイラク派遣に反対とこうして立ち上がっている人たちがいることを、記者として、市民の一人として書いてほしいと訴えました。

その後、場所を移して、11日の進行などを話しましたが、素人ばかりの集団で舞台をつくり、緊急の企画で2000人の日比谷公会堂をうめるのは大変です。ステージ経験のある神田香織さんや私は、唖然としてしまいましたが、ともかく、イラク派兵反対の想いを一つにしようと、神田さんが司会、私は歌も歌いますが、舞台のお手伝いをする羽目になりました。

こうした集まりに出るきっかけは、もちろん上原市長の呼びかけがあったのですが、実はその前段があったのです。黒坂正文さんのコンサートで渡辺一枝さんと隣同士になり、ふと、いちえさんのバックを見ると、ちひろのNO WARのシールに加えて、自衛隊のイラク派兵反対と手づくりのカードが書いてありました。えらいなーと思いました。いちえさんは「私はいてもたってもいられずこうして一人デモしているのよ」といっていました。私はとても感動し、「女二人から何か行動起こそうよ」と約束してわかれたのでした。その後すぐこの行動の呼びかけが来たので、一緒に記者会見にも参加したのです。当日はいちえさんも発言します。

今日、嬉しかったのは、輝き隊員でもあり、「オーバー東京の会」の和田隆子さんが来てくれたことです。彼女は、日本国憲法をアメリカで広めているオーバービー博士を招聘したり、辺見庸さんの大きな講演会をしたりと、エネルギッシュに憲法九条を守る運動をしています。和田さんには、結局人手不足なので、一緒に舞台要員になってもらいました。

皆さんからの「一言」でも、参加しますという声が入って嬉しいです。ぜひ1月11日12時半、日比谷公会堂に集まりましょう。
私たちが声を上げないので、小泉首相は、自衛隊派遣は、国民に容認されていると錯覚しています。私たちは政府決定を支持していませんという声をあげましょう。
櫛田ふきさんがいわれたように、「沈黙は共犯」です。

横井久美子
2004年1月6日

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