Kumiko Report 7/25/2004 |
平和の歌姫 行ってきました。岐阜県郡上へ。踊ってきました。郡上の盆踊りを。 「げんげんばらばらを世界に広める平和の歌姫ー横井久美子コンサート」という気恥ずかしくもあり、光栄なタイトルのコンサート。会場の郡上八幡文化ホールは、浴衣姿の人もチラホラと400人近い人で盛り上がりました。 メインイベントは、一部の最後、「げんげんばらばら」を歌ったあと、地元郡上の民謡保存会からよくこの歌を習得しましたと「げんげんばらばら」の免許皆伝賞の授与式があったのです。 35年歌ってきてこういうセレモニーは初めて。でも、今も人々に受け継がれている歌を、地元の皆さんの代表として世界に広めることを、応援されているようでとても嬉しい一瞬でした。 私が「げんげんばらばら」を最初に海外で歌ったのは、1975年のベルリンの世界音楽祭。その時は、バウロンではなくクラベスという拍子木を使っていた。それ以来、30年も歌っている。当夜のコンサートは、「げんげんばらばら」のつながりのせいか、外では、郡上踊りがはじまって皆心がうきうきしているのか、とってもあったかい、明るい雰囲気でした。 安田さんや劉さんの演奏も、また、記念コンサートとは違って、何だかぐいぐい素晴らしいくダイナミックなフレーズが飛び出したプレイでした。それは、会場の雰囲気もよかったせいもあるけれど、何よりも、「ステージクリエーション」という音響照明のスタッフの方々が、技術力もあり、気持ちがよかったせいでしょう。 今回の主催者は35年も地元で活動されている「郡上演劇友の会」でした。ちょうど私も35周年ということで開催していただき、「免許皆伝」の労もとっていただきました。本当に、気持ちのよいステージでした。どれほど気持ちがよかったかは、私達、劉さんと、安田さんと3人で、2時までホテルで飲んでいたことでお分りになるでしょう。 明日からベトナムです。ベトナムでは、30日午後に平和村でのコンサートに加え、夜は、子ども宮殿でのホールコンサートも決定しました。 きっとベトナムも日本以上に暑いと思いますが、元気で行ってきます。皆さんもお元気で。 横井久美子 2004年7月25日 |
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郡上おどり保存会より授与 |
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