Kumiko Report 9/7/2004
静岡のみなさんありがとう!

記念コンサートの後半戦が9月5日、静岡のしずぎんホールからはじまりました。
8月1ヶ月間、英気を蓄え、また、久しぶりの新鮮なステージでした。

静岡のお客さんの明るいこと。地方によっては、影アナウンスがあった後、シーンとして、さァはじまるぞ!という緊張感が会場にみなぎるのだけれど、ザワザワと話し声がしてリラックスした雰囲気。そんな暖かい明るい客席に、私もとても気持ちよく歌うことができました。

実は、静岡の取り組みは、主催者の皆さんはとても大変でした。最初、奇人才人の富士山麓30人組の稲川組長は、「記念コンサートするならやっぱ、静岡市だよね。でも、春秋楽座は静岡の西と東の果ての浜北市と富士宮市しかないので、私たちは200人位しか集められないよ!」と、いうことで、安田さんと二人だけの最小パターンから出発したのでした。入場料も地方コンサートでは一番高く3200円に設定して、、。

でも、記念コンサートが開幕し、バックの3人のサウンドが評判がよくて、ぜひ、私は、全国パターンでのコンサートを静岡でも見て、聴いてもらいたいと思ったのです。すでに借りていたホールは450名ほどのホールですし、、。さぁ、それからが大変でした。静岡市でコンサートをするのに静岡市在住の人がいないのですから、、。でも、「大変!大変!」と大騒ぎしていたら、東京実行委員長の堀さんが静岡出身とか、ツアーや100曲コンサートに参加の大野さんが、静岡市とか、強力な助っ人が出現。

稲川組長の恐怖のファックスでの叱咤激励に、バスを借り切って参加した浜北市をはじめ、各市の方々も大奮闘でした。横井事務所も、チラシがなくて他の残ったチラシに静岡の日時を貼ったり、全国ネットの輝き隊・東京から応援部隊が来てくれり、皆さんのおかげでホールはほぼ満席になりました。バンザイ!また、35周年記念の「VIVA KUMIKO」も今までの会場の中で一番売れました。バンザイ!

私たちの部隊も、演奏者、音響、照明など、何回も積み重ねるなかで、今回はまた少しグレードアップしたように感じました。

各地のコンサートは、大変な取り組みをしていただいていますが、でも、赤字にならず、「やってよかった!」と喜んでいただいて、私も嬉しいです。
何よりも、「横井さんの歌は時々聴いてはいるけど、こうして丸ごと2時間のステージを聞くのは初めて」という方々に、「横井久美子の35年」を地方の方々に届けることができて、そういう場を創っていただけて本当に幸せです。

11日は、ひたちなか市、茨城コンサートで、その翌日私は一人函館に。
11月21日のコンサートにむけて、元気です。

横井久美子
2004年9月7日












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