Kumiko Report 11/24/2004 |
凄かったネ!打ち上げパーティ! コンサート終了後、5時から「35周年全国ツアー打ち上げパーティ」を、フォーラムの地下「ロイヤルキャフェテリア」で行いました。100人近い人が集まるなか、司会は輝き隊・東京の入船さんと橋本さん。入船さんは当日の影アナウンサーでもありました。 最初の挨拶は、輝き隊を代表して藤沢貞子さん。各地のコンサートにも積極的に出かけられ、東京コンサートに向けて全力投球をしていただき、30周年コンサートが終わった後から35周年へ向けての取り組みを語っていただきました。乾杯の挨拶は、京都学園大学の隅井孝雄教授。京都コンサートの中心メンバーでもあります。 さあ、それからは、5月からはじまった各地方コンサートの代表が、次から次へと、立て板に水の如く、素晴らしいご挨拶。 5月8日、岐阜コンサートの岐阜大教授の長野宏子さん。お話の最後は、ノーベル平和賞を平和のために活動している草の根の1000人の女性に横井久美子を推薦したとご披露。5月9日、京都コンサートは、カリグラファーである畠中幸代さんが、尾藤弁護士、中島弁護士、山口さん、辻村さんなど、数人を引き連れご挨拶。6月12日、広島コンサートの中川惠子さんは、独演会の如く身振り手振りでそのユニークさをアピール。続いて、新幹線がダメだからと飛行機て駆けつけて下さった新潟コンサートの熊谷淑子さん。 この後、サンドラとナイルを紹介。サンドラは二人の子供をアイルランドに残してきているので帰国するのが楽しみと母親らしい声。また、名古屋、京都、東京観光など、とても皆さんがよくして下さったとお礼のご挨拶があった中、成田空港に向かう二人を拍手で送りました。 その後は、9月5日、静岡コンサートの池田さんが、コンサートに参加しパーティに残れなかった人たちの色紙を代表して渡して下さった。9月11日の茨城コンサートは、安江弁護士の代わりに、私が「しぐれ彗星」と名付けた渡辺しぐれさんが、茨城に引っ越して間もないけれどコンサートができてとても幸せとご挨拶。10月23日、佐賀コンサートの今井さんは、人口8万人弱の唐津市で400人集まったと嬉しそう。11月13日、愛知コンサートは、名古屋法律事務所の松本先生と私の中学時代の同窓生でつくる「緑区はらからの会」の阪野さんの挨拶。そして最後は、東京コンサート実行委員長の堀さん。 私は、一人一人を紹介しながら、こういう素晴らしい人たちと、素晴らしい仕事を一緒にできた喜びでいっぱいでした。ほとんど欠けることなく集まってくださった各コンサート主催者の方々を中心に進められたこの2時間は、キラキラ輝くダイヤモンドの集まりのようでした。私は、こんなに美しい財産を持っている!ドンナモンダイ!と誇りに思って叫びたいほどでした。 前にも書いたかも知れませんが、自費で各地のコンサートの裏方を手伝ってくれた鳥羽市の村上さんが、「お金のことは問題ないの。私は聖地を巡礼しているの。醜いことがいっぱいの世の中で、35周年コンサートを成功させようと集まっている所は聖地ですよ」と言ってくれました。本当に、記念コンサートは、私心のない美しい魂が集まって素敵なことをしでかしたのです。村上さん曰く「横井さんは、ユニークで楽しい人を、すぐ奇人変人というけれど、これからは奇人聖人と呼んでね」と注文をつけられました。本当にその通り。皆さん、奇人(好奇心の強い人)、才人、聖人だと納得しました。 このあと、朝日新聞の伊藤千尋さんが「皆さんの話を聞いていて、ここには素晴らしい高い志を持った100人近い人がいる。(正確には忘れてしまいましたが)○○国の民主化は20人の人からはじまった。○○国の革命は70名からはじまった。今日のコンサートには、横井さんの歌の世界に共感した人が1500人もいた。こんなにもたくさんの人が、より良き日本、より良き世界を望んでいる。これだけいれば何でもできるのですよ」と、素晴らしく歯切れのいい、会場を勇気づける発言をされ、さらに感動が広がりました。 この場に参加した、私の夫や息子夫婦や娘のカップルも、皆さんの声に押されて紹介し、それぞれ応援してくださった皆さんにお礼の挨拶をしました。 この1年がかりの35周年コンサートで今でも信じられないことは、この1年間、各地のコンサートを進める中で、何のトラブルも、事故も何もなかったことです。私をはじめ出演者、スタッフの誰も病気にならなかったし、東京から舞台美術や楽器を運ぶ運搬車も時間通り到着したし、サンドラたちの飛行機や日本での各地の観光も予定通りだったし、台風の当たり年なのに台風にぶつかることもなく、もっと言えば、新潟コンサートは、地震の後だったらとてもできなかったし、11月21日ファイナルコンサートも秋晴れでした。この幸運は何といったらいいのか、ただただ天が味方してくれたとしかいいようがありません。そして、最大の喜びは、ベトナム公演も含め、各会場すべてほぼ満席で、1ヶ所でも寂しい会場が無かったことです。これは、天が味方してくれたのではなく、本当に各地の皆さんのおかげで、心から感謝しています。 パーティの最後は、1年間一緒にステージを作ってくれた安田さん、劉さん、杉田さんなどの紹介と、音響の佐藤さん、照明の藤谷さんの紹介。そして、この2年間、横井事務所のスタッフとして成功のために全精力を費やしてくれた高橋恵子さんと前田こう子さんの紹介でした。そして、この東京コンサートを満席で成功させた輝き隊・東京の皆さん全員に前に出ていただいてご紹介して、全国ツアー打ち上げパーティは終わりました。 この1年、北から南まで、私はとてつもない大きな財産を、皆さんの手によって頂くことができました。この財産を独り占めしないで、少しずつ皆さんにお返しできることが、36年目からの私の願いです。本当にありがとうございました。歌にありがとう!あなたにありがとう! 横井久美子 2004年11月24日 |
||
KumikoReport Index HOME |