Kumiko Report 12/21/2004
ペシャワール会へ25万円カンパ

CD「おなじ空おなじ子ども」の売り上げが3500枚になり、500枚分の25万円を12月1日、ペシャワール会へ振り込みました。

2001年12月に緊急制作しましたCD「おなじ空おなじ子ども」は、皆さんのおかげで当初40日間で2000枚のご協力がありましたが、その後もコンサートで少しづつ広がっています。すでに、ペシャワール会へのカンパは、1655533円になりました。
最新のペシャワール会会報のなかの中村さんの文章です。

「皆さんお元気でしょうか。アフガニスタンは相変わらずで、9月頃から選挙だの何だのと、政治的なお祭り騒ぎ。13000名の米軍は去ることができす、カブールをはじめ、東部諸都市でも爆破事件が絶えません。(略)決して皆がそうではありませんが、民心も変化し始め、露骨な拝金主義が浸透しています。私たちの基地病院、診療所、ジャララバード事務所でも、多くの職員たちが高給を求めて去りました。奇妙なのは、教育を受けた人々、都市の知識層にこの風潮が強く、享楽的かつ退廃的な風潮が同時に首都カブールに蔓延していることです。「日本人は甘い」と思われがちですが、どっこい、こちらも一筋縄でゆかぬ頑固者。理不尽な要求に対しては、これまで、「どうせゼロからはじめたのだから、全員解雇してでもまたやり直せ」との態度で臨んできました。「アフガン空爆」やら「復興ブーム」以来、なんだか荒らされた挙句の後始末に追われているようで、楽しい気分になれません。(後略)」

2001年2月に、中村哲さんにお会いした時、「アフガニスタンをハヤリにしないで静かに長く支援してください」と言われたことを忘れず、「おなじ空おなじ子ども」を広げ、今後も息長く続けていきます。皆さんも今後ともご支援ください。

横井久美子
2004年12月21日

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