Kumiko Report 1/20/2005 |
もう、私は怒った!! 昨日、7時のNHKニュースを見ていたら、「番組改ざん問題」を報じていた。現関根放送総局長と朝日新聞に「NHK幹部」と報じられた松尾元総局長の記者会見であったが、普段のNHKのニュース時間をはみ出して長いこと長いこと。見ているうちに公共放送を私物化し、NHK側の一方的な弁明を繰り返しているのに、怒りがふつふつと湧いてきた。すぐNHKに電話をした。けれど、きっと、そういう人が多かったのか、ぜんぜん繋がらない。それで、電話先を変えて朝日新聞に「朝日新聞はがんばれ!」とエールを送った。 私は今朝になっても、怒りは収まらず、8時にNHKに電話したら、「営業は午前9時から午後11時までです」と留守電の声が。時計をにらんで9時を待って電話したつもりがまだ早かった。1分待ってNHKに電話をし、「NHKNの一方的な弁明を、7時のニュースの時間に、それもあんなに長い時間を割くなって許せない!この番組を見て、もう受信料を払うことをやめます。こうした視聴者の声があることを上の方にちゃんとお伝えください」と視聴者コールセンターの女性に伝えた。 NHKプロデュサーの不正経理も海老沢会長の独裁ぶりも腹が立って「受信料払うのやめようか」と思っていたけれど、昨日の7時のニュースを見て、「NHKはもうダメだ!」と心が決まった。7時のニュース番組を、あれだけのうのうと長い時間を自分たちだけの弁明に使ってしまう神経。もう公共放送じゃない!ジャーナリズムでもない! また、松尾元総局長は「私は繰り返し、政治的圧力を感じてないと答えたが、記事はまったく逆の内容になっている」と言っていたが、そんなことがあるだろうか。新聞社一般の記者の質が下がっているとはいえ、一応日本を代表する新聞社の記者が、聞いたことと逆なことを、「姑息で卑怯な記事」を書くなんてことが、、。それに私はこの記事を書いた記者の一人を知っている。 また、今朝の新聞で、記者会見では、内部告発者の長井デスクに対しての批判もされていたことが分かったが、7時のニュースでは朝日新聞への抗議に終始していた。NHKが問題にしなければならないことは、内部告発に対しどう答えるかであって、問題を対朝日新聞にすりかえている。 「NHKの一部の政治部記者は、自民党の政治家と一心同体という姿勢をとっている」といわれるが、そういえば、5年前、当時の森喜朗首相が「神の国」発言をし、その釈明会見の「指南書」をNHKの記者が書いたといううわさが想いだされる。 裁判に訴えているVAWW-net(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)がNHKの番組改ざんに対し裁判で訴えていた控訴審は、17日結審の予定だったが、「新たな証拠調べが必要」とバウネット側の要求に対し、裁判所は審理の続行を決めた。 次回審理は、4月25日11時から東京高裁です。 真実をいくら覆い隠そうとしても、嘘は必ず破綻する。真実こそが力です! 横井久美子 2005年1月20日 |
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