Kumiko Report 1/28/2005 |
久美子と「クミコ」は違います。 最近、シャンソン歌手の「クミコ」さんという方がマスコミで話題になっています。私も、昨年暮れ、NHKBSで、昨年の11月3日に渋谷のシアターコクーンでされたライブを見ました。舞台演出やバックのサウンドも素敵で、話題になる方だけあると思って見ていました。 ところが、どうもその「クミコ」さんと「横井久美子」を同一人物だと思われているようです。「昨夜NHKで見た」というような、メールが入ります。批判的ともいえる勝手な内容で。私はNHKには出ていないのになぁと不思議に思ってハタッと思い当たったのです。昨夜、新聞の番組欄に彼女の名前が載っていたのを思い出したからです。 これは1月9日の春秋楽座の前日の話。東京国際フォーラムの35周年記念コンサートに参加された方から電話があって、「国際フォーラムでは、前から2番目の席で聞いていたのだけれど、『春秋楽座』は何時に行ったら一番前に座れるの?」というお問い合わせ。そして、「国際フォーラムも良かったけれど、いよいよクミコもNHKホールで歌うようになったのね。昨日、NHKホールでシャンソン歌手が集まって、越路吹雪の歌を歌って、クミコが一番良かったよ」と言われるではないか。「いや、横井久美子はNHKホールには出ていませんよ」と答えると、「だって顔だってそっくりだし、えっ同じじゃないの?」という事の成り行きでした。 その年末のNHKBSの番組では、私とは歌い方も違うし、顔もとても私と似ているとは思わなかったし、ともかく決定的に違うのは、「クミコ」さんは、びっくりするほど手が細く(ということは足も細いはず)スリムなのです。私は、それにイタク感心したのですから、、。そうそう、また、別な人から「『愛の賛歌』も横井さん歌っているんですか?」という質問もありました。 私はこうした体験から、はじめて歌を聴く人は、国際フォーラムの2列目で聞いていても、顔や声などについては、すいぶんあいまいな印象を持つものだということが分かりました。案外印象というのはいい加減なのですね。 「クミコ」さんに対してのメールを見ると、言われっぱなしで、有名人というのは大変だなぁと思います。ただ、間違われて嬉しいのは、「クミコ」さんより私は10歳も年上で、ということは、私が10歳も若く見えるということです。 因みに、「女性芸能人で多い『下の名』」では http://www.coara.or.jp/~dost/55-d-13-10.htm 3番目に多いそうです。 横井久美子 2005年1月28日 |
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