Kumiko Report 3/12/2005 |
明日からベトナムです このところ超ハードな動きをしていて、いささかバテ気味です。 5月に川崎おやこ劇場(低学年例会)で9ヶ所のコンサートをしますが、そのための事前交流会が連日あり、その間に、DVDの編集やナレーションの作業があり、その上、今は、花粉症だからです。 おやこ劇場の事前交流会は、通常、数回でいいのですが、私は18回も。それも、10時〜12時まで。でも、この事前交流会は、私が言い出したことなので、クタバルわけにはいきません。 私の本「ゆるゆるふっくり」の13ページ、「ソング&エッセイ」の128ページに紹介していますが、私は、1996年にはじめて、かわさきおやこ劇場に出会い、その後、横須賀、相模原など、神奈川県下のおやこ劇場でコンサートを行いました。 おやこ劇場は、「優れた舞台芸術を子ども達の生きる力に」と、文化運動、子育て運動をしている団体です。人間としての尊厳を、奪い、卑しめ、踏みにじる今の世の中で、児童憲章に謳われたような「子ども達こそ、未来であり、夢であり、希望である」という社会を、「舞台」を観る事を通して創りたいと、「サークルを基礎」に、人から人へ呼びかけて繋がっていく会員制の団体です。 世の中総デジタル化時代の中で、これはとてつもない壮大な挑戦です。でも、私も、一人が一人に呼びかける事から、事のすべてははじまると思って、この35年生きてきたので、とても共感しているのです。 また私は、共感しているだけではなく、たくさんの勇気も劇場運動からいただいたので、5月に連続コンサートがあるのを機会に、私の感謝を「からだ」で返したいと事前例会を提案したのです。そうすることで、私も、子育て真っ最中の若いお母さんたちに出会いたいと思いました。 というわけで、定期券を買ってもいいくらい連日、20代から30代のお母さん達の前で、トーク&ライブをしているのですが、歌手生活36年目にして、毎日、朝10時から歌うという初体験をしています。やっと前半戦が終わりましたが、幾人ものお母さんが、「普通の主婦」から、子どもと共に舞台を観る事で「考える女性」になっていく様子が語られ、とても感動的な時間でもありました。 明日、5月4日からの「ベトナムツアー&コンサート」の下見に出かけます。今年は、ベトナム南北統一30周年ですが、枯葉剤被害が集中したベトナム中部の子ども達の施設を訪問し歌う予定です。また、メコンデルタ最大の町、カントーの水上マーケットなど、メコンに生きる人々の交流もできたらと思っています。帰国したら報告します。まだまだ、締め切りにはなっていませんのでお申し込みください。 海外に行く前はいつもナンデこんなに忙しいのだろうと、テンテコマイですが、ベトナムに行くと花粉症は治るので嬉しいです。 横井久美子 2005年3月12日 |
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