Kumiko Report 6/12/2005
都心での春秋楽座

函館から帰った翌日、千駄ヶ谷の津田ホールの2階で「花が好き歌が好きせんだがや遊志30人組」主催で春秋楽座がありました。この楽座の組長は、久美子と輝き隊の代表で、昨年の全国ツアーでも各地に参加し、輝き隊からのエールを送ってくださった藤沢貞子さん。藤沢さんが津田塾大学の卒業生ということもあり、千駄ヶ谷駅からすぐ近くの津田ホールで開催することができました。

今回は、いつもの輝き隊のメンバー+新しい方々の参加が目立ちました。ドキュメンタリー映画「風の舞」の宮崎信恵監督。私が主題歌を歌った映画「翼は心につけて」の制作に参加していらしたそうで、その時以来というお話でした。私の「赤い椿と青いげんぼし」を聞かれて、瞽女さんの「小林ハル」さんを映画に撮ろうと思っていたのだけれど、亡くなられてとても残念とも。「にんげんをかえせ」の英訳の早川敦子さんとその学生さんである津田塾大学の学生たちも。大先輩の藤沢さんにも「しっかり勉強してね」と励まされていました。広島から中川恵子さんも参加。明日は、「ベトナムの子ども達を支援する会」の代表の高谷清先生の講演会を企画したとかで、広島へトンボ帰り。

私は、函館で「35周年記念コンサート」が終了し、「新たな旅たち」をしたせいか、すごく晴ればれとした気分で歌うことができた。また、会場に用意してくださったお花と私のベトナムで揃えた初お目見えの衣装の色が偶然にもぴったり。きれいな色の服は気持ちも引き立たせてくれる。終了後、地下のユーハイムで交流会、50人の参加者のうち30人が参加するという盛況ぶり。

そして、そのまま12,3人が残り11月20日の「映像と証言と歌による告発。今ーヒロシマ、ナガサキ、ベトナム」の打ち合わせへ。この日にチラシが完成し、会場で配ったということもあり、すでにチケットも販売開始。

藤沢さんはじめ、赤坂さん、倉田さんのおかげで、密度の高い充実した「春秋楽座」になり、また、その高揚した流れで、この秋の企画にむけて素晴らしいスタートを切ることができた嬉しい一日でした。

横井久美子
2005年6月12日












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