Kumiko Report 10/6/2005
春秋楽座inくにたち・秋

10月2日(日)、さんせいホールでひらかれた楽座。30人余の参加者の半分が、初めて横井の歌を聞くような方でした。始まる前の数分間はシーンと静まりかえり、コンサートホールで幕が上がる前のような雰囲気でした。それでも、だんだん空気がほぐれ、いつものようなアットホーム雰囲気に。「にんげんをかえせ」の歌のあとでは、ナガサキで被爆された西野さんにお話していただきました。

4時に終了し、すぐそのまま、「11月20日成功させる集い」に移り、プロジェクト30の方々の取り組みをj紹介。みなさんそれぞれチケットを広げてくださっていましたが、圧巻は鬼倉恵子さんでした。

「11月20日は、平和を願う1100人の生きている人の魂があつまる日。そして、原爆などで亡くなられた方々の魂も天上から応援してくれて地上と天上の魂がよみうりホールで一緒になる日。そういうイメージで一つ一つの魂を縫い付けた大きな布を創ろうと思っています。また、これを若い人に呼びかけ一緒につくることで11月20日を広げられます。」と、ただ今制作真っ只中の布地を広げて紹介。話すこと、作業すること、鬼倉さんはやっぱりアーティストです。この布は、当日、よみうりホールのロビーに飾る予定です。

二次会は、「日本橋」で。このところ原爆症認定裁判に続けて参加している大野さんに、裁判の状況を報告してもらいました。詳しいことは、改めて報告しますが、「百聞は一見にしかず」で、ビックリするような稚拙な質問を国側の代理人がしていて(意図的か)、そういう場面を見るだけでも、裁判に参加する価値あり、と大野さん。

春秋楽座inくにたち・冬は来年1月8日(日)2時〜です。もう来年の話なんて早いですが、どうぞお出かけ下さい。

横井久美子
2005年10月6日







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