Kumiko Report 11/7/2005 |
あいち赤旗まつり 昨日の日曜日、大高緑地公園で日本共産党主催の「あいち赤旗まつり」に出演しました。「赤旗まつり」に出演するのは、1989年に、東京の公演に出演して以来16年ぶりです。政党が主催するこうした政治文化イベントで、共産党が主催するイベントは、企画としてとても幅広く多様な人たちが出演していると思う。 共産党の国会議員の講演などを挟みながら、津軽三味線、民謡などの民族芸能。ワールドバラエティステージとして、ブラジルの格闘技(カポエイラ)の実演や「ヨンナムノア」朝鮮楽器などの演奏。コント集団。ジャスのビッグバンドやダンス、日本歌曲や合唱などなど。横井はその企画の最後のトリとして出演。 ところが、ナント、土曜日も晴天、今日の月曜日も晴天なのに、昨日は雨、雨、雨。せっかくの広々とした気持ちのいい丘陵での野外舞台だったのに、雨にたたられ残念、無念でした。 せっかく前泊し、朝8時からリハーサルし、ピアノ、ギター、バイオリンと横井フルの体制で臨んでいたのに、、、。 でも、感激しました。私が歌う頃には、みんな帰ってしまうのではないかと思っていたのですが、その冷たい雨の中、たくさんの人が残って声援を送ってくれたのです。一番前の男性は、手を振りながら「クミチャーン、うどん屋娘うたってーー」と叫んでいる。横井は有名芸能人ではないので、それでも勇気をだして「私を知っている人!」というと、半分くらいの人が手を上げてくれた。 そうです。私は、この大高緑地公園の隣の「鳴海」という町で生まれ育ったのです。それと、昨年は、名古屋市公会堂で、3200名も集まった「九条の会」でも歌い、また、11月13日には、愛知芸術文化センターで「35周年記念コンサート」もあり、このところ愛知と縁が深いのです。 その場には、松本弁護士や中学時代の仲間である阪野智夫さん、楽座の組長の兼松友子さんなど雨の中、昨年の記念コンサートを成功させてくれた、中心の方々も応援に来てくれました。それでも、この冷たい雨の中、私たちはテントの中の演奏だけれど、聞いている人が大変。 テントの控え室にいながら、会場はどうなっているかなと、見てみると、ダンスの人がステージを降りて雨の中、踊っている。最初からその予定だったのかもしれないが、テントの中のステージより、雨の中でも緑の大地で踊ろうというその意気込みに敬服。 私は、「負けてはいられない。私も雨に濡れても、会場に入って歌うぞ!」と心に決めたのです。「あくび」ではじまり、「自転車にのって」でメンバーを紹介し、「にんげんをかえせ」をはじめて、バンドで初演し、「歌って愛して」でステージを降りて会場へ。ところが、親切な人がいて、傘をさしてくれたのです。格好としては、傘がないほうが美しかったけれど、、。みんなが体をゆすって「うたってーーーあいしてーーーー」と歌ってくれました。そして、また、舞台へ戻って「風の中のレクイエム」で終わり。 そうすると、ナント、「ひとこと」欄にも、投稿していたいだいた松本弁護士が、会場から駆け寄って花束を私に。ウーン、これがまた、かっこいいんだよね。という訳で、悪条件にもかかわらず、たくさんの方の応援を得て、私は、気持ちよく歌い十分満足して、東京に帰ったのでした。雨の中、8000人も集まった「あいち赤旗まつり」。愛知のファンの方々応援ありがとう! 横井久美子 2005年11月7日 (写真 有田登志彦) |
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