Kumiko Report 1/1/2006
2006年もどうぞよろしく!

年が明けても、ここ数年、おめでとう!という気分になれない。今年は特にそういう気持ち。この日本、国のかたちも人間も壊されてしまったという恐ろしさの方が大きい。おめでとう、なんて言ってられない。きっと皆さんもそうでしょうね。

年末、再放送のBSドキュメンタリー「ラムズフェルドの戦争」や「アメリカはなぜ戦うのか」などなど、見ていて、「ナルホド」「ナルホド」とつぶやいていた。アメリカの「先制攻撃論」は、9.11テロが起こったからアフガニスタン、イラク戦争をしたのではなく、それ以前から政権中枢の人たちの「政策」を、9月11日をチャンスとして実行したに過ぎないことが良くわかった。NHKもいい番組を流している、と感心。

一方、個人的に言えば、今年ほど1年を見渡すように、新しく創造的な仕事が2007年まで網羅されている年はメズラシイ。(35周年記念コンサートは別ですが)。私自身の体力、知力を訓練、維持していかないと、とても突破できないと武者震いしている。ということで、とても気合を入れて2006年を迎え、乗り切る決意をしています。

今年もどうぞお力添え下さい。

横井久美子
2006年1月1日

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