Kumiko Report 3/10/2006
ニューヨークから

2月19日「ステキな集まり」で紹介したKids For The Futureの酒井さんからメールが届きました。

「こんにちは、NYの酒井です。先日、KFTF理事の山本がNY広島県人会の会合に行ってきま した。
そこで、KFTFについての説明をした際に、横井さんの活動も話を しました。
山本を含めて15人の会員が来ていたのですが、その全員がKFTF と横井さんの活動に共感してくれ、横井さんから頂戴致しましたCDを購入してくれました。
横井さんのおかげです。本当にありがとうございます!こういった情報も、現在作成中のウェブサイトが完成しましたら、最新 ニュースとして書き込む予定です。
これから益々、活発に平和活動を進めていきます。今後ともどうぞよろ しくお願い致します。」

最近、酒井さんのようなステキな若い人たちと出会う機会が多い。2日と4日の海老名おやこ劇場の事前交流会では、30代のお母さんや、中学生、高校生、大学生など「青年」と言われる人たちと出会えて嬉しかった。事前交流会で「My Son」を歌ったら、中学3年生の女の子が、「小学生の頃不登校で、お母さんに迷惑をかけました。歌を聞いてお母さんはこんな風に私のこと思ってくれていたのだと思いました」。20歳の女性は、「更年期だとか言って元気のないお母さんがとても心配です。だから横井さんの歌をお母さんに聞かせたです」「子育てをしていて母親として自信がなかったのですが、今のままでいいのだと自分にも優しい気持ちになれました」などなど。

8日は、神奈川県おやこ劇場協議会連絡協議会の、創造団体と劇場の会員の方達との交流会。その報告の場でも、10代、20代の人たちの発言が光っていた。「人間が壊されていく時代」のなかで、「優れた舞台芸術を生きる力に」と、サークルを基に劇場運動をつづけている神奈川のおやこ劇場の熱意に感動する。いつも思うことは、世界中でこんな素晴らしい文化・子育て運動をしている国があるのだろうかということ。劇場運動は、世界に誇るべき運動です。

横井久美子
2006年3月10日

KumikoReport Index HOME