Kumiko Report 5/13/2006 |
ベトナム報告2 3日、午後は、平和村でのコンサートでした。 今回は、広島県福山市の中川恵子さんが車椅子を6台そして、鳥取市から参加された小川さんが1台と計7台の車椅子を持って行きました。日本から車椅子を持っていくことは、費用もかかるし、道の悪いベトナムの道路ではすぐパンクし修理が大変という声も聞きます。前回、平和村を訪問した時、フォン所長にお聞きしたところ車椅子のプレゼントは嬉しいという返事を頂いていました。それに、ツアーで行く強みを発揮して、自分の荷物はリュックにして預ける荷物を車椅子にして7台運ぶことが出来ました。でも、酷暑のハノイ空港で車椅子をバスまで運ぶの大変でした。 平和村でのコンサートは、今回で3回目です。私は今回、ベトナムでは大変有名な「子どもへ」という歌を日本語にしたので、ベトナム語と日本語で歌おうと思って、ベトナム語で歌出すともう大変。ヤンヤノ喝采で子ども達が大合唱。せっかくベトナム語での歌を聞いてもらおうと思ったのに、もう私の歌なんか聞いてくれない。日本語歌詞では聞いてくれましたが、、。「花が好き」では、みんなが身振りをつけて参加してくれました。 私の演奏のあとは、近所の3つの学校からの子ども達の演奏。最後は、平和村の子ども達でしたが、お互いの出演に拍手や声援を送る姿に、私たちは本当に胸を打たれました。こんな風に、障害を持った子ども達の学校を訪問し交流することなんて、日本ではけしてありえないこと。それにもまして、「やってあげてる」「やってもらっている」という雰囲気が一切ない。みんな出演すること歌うことを楽しんでいる。その子ども達の声の大きくて元気なこと。 どなたかが「ベトナムもいろいろ問題(汚職、不正)もあるけれと、この子どもの元気な姿を見ると、ベトナムの未来はスゴーーク明るいね」と言っていました。その通りです。子どもの目の輝き、天も突き抜けそうな声、天真爛漫な笑顔を見ていると私もそう思います。そして、日本の子ども達の現状も。 最後は、持っていった車椅子に平和村の子ども達が乗ってくれました。その後、日本からの参加者は、前に出て「ふるさと」をとても綺麗な合唱で歌いました。その後も施設をいろいろ見せていただき、現在、拡張するため工事中の幕の前で記念写真、ハイ、パチリ!たくさんの元気と感動をもらってホテルに帰りました。 つづく。 横井久美子 2006年5月13日 |
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