Kumiko Report 5/17/2006
ベトナム報告3

3日目の午前中は、ハノイ市内観光(ホーチミン廟、ホーチミンの家、独立宣言のバーディン広場、ハノイの中心のフォアンキエム湖など)。私は、何度も行っているので今回はホテルで休んでいましたが、こうしたハノイの風景が出てくると、櫛田ふきさん作詞の「ブーゲンビリア花咲くハノイよ」を思い出しますね。1970年代には良く歌いました。

「ブーゲンビリア花咲くハノイよ フォアンキエム湖水清く バーディン広場今よみがえる ホーおじさんの形見の宝 ベトナムの山あるかぎり 河あるかぎり 人民は進みに進む 勝利めざして」

午後は、ハノイから北へ36キロにある世界的に評価の高いドンホー版画の村へ。11世紀に中国から伝わり、ベトナム独自のスタイルになったそうで、版画のテーマは、ベトナム相撲の様子や嫉妬をテーマにしたものや動物を主人公にしたものなど、ユーモラスで温かみが。用紙も色も全部自然の素材からつくったもので無形文化財になっていて、こうした絵をかける人はもう2人しかいないそうです。そのお一人の方と記念写真。



4日目は、3000もの島をもつ世界遺産のハロン湾組と少数民族タイ族の住むマイチャウ組と分かれてそれぞれ1泊しました。私は、やはり、蟹などの海産物に惹かれてハロン湾へ。今回の蟹は小さくて期待はづれでしたが、クルーズ船で1泊という優雅な一日を過ごしました。









5日目は陶器の村バチャンへ寄ってハノイへ。それぞれ最後の買い物にいそしみ、夕食を兼ねた打ち上げ交流会。マイチャウ組がタイ族の村長さんのところに泊り、フランス人の観光客と歌いあったり、また、いかに過酷(?)な生活をしたかを踊りながら報告。また、藤沢さん本間さん組が、津田塾大の校歌を歌ってくださったり、北九州市の堀田さんが「給食おばさん」の歌をステキに歌って下さって感動したり、ナント、私の伴奏で鳥取市の小川さんが「私の愛した街」を朗々と素晴らしい声で歌ってくださって大喝采でした。

旅は、縦糸と横糸で紡いでいく一つのタピストリー(綴れ織り)です。今回は、特に、高松、鳥取、名古屋、福山、三重、栃木、北九州と日本各地から集まってくださって、素晴らしいタピストリーがまた一枚出来たと思います。それに、誰一人事故も怪我も病気もなく元気で帰国でききました。参加してくださった皆さんありがとう!皆さんの現場でどうぞご活躍を!

横井久美子
2006年5月17日

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