Kumiko Report 5/23/2006 |
緊急!厚生労働省前で集会 5月12日、大阪地裁が出した原爆症認定の原告全員の素晴らしい勝訴判決に対し「国は控訴するな!」という緊急集会が22日、23日とありました。 22日は、輝き隊のメンバー高橋、前田、奥山、田中、中沢さんも、参加し、前田さんがCDに関して皆さんの前で発言しました。皆さんの写真が今手元になくて残念です。ブルーのTシャツを着ている姿は、きっと他の参加者の方にも座り込んでいる被爆者の方々にも新鮮に映ったことでしょう。 しかし、厚生労働省は、22日の夜、控訴を決定しました。 61年も前の原爆によって今も苦しみ続ける被爆者を、座り込みさせている私たちの「国」とは一体なんでしょうか!大阪地裁が原告9人の勝訴判決を出したのに、控訴する「国」とは一体なんでしょうか。教育基本法改悪で「愛国心」について論議されていますが、国民の命を守らない国を、私たちはどう愛するというのでしょうか。 23日の抗議集会には、国の控訴決定に怒り、前日にも増して全国から被爆者の方々、原告の方々が座り込みました。私は、この国の控訴にどれほど原告の方達が傷つき、怒り、悲しんでいるかと思い、その悲しみを黒い服をきて表現しようと思いました。「怒りの表現は赤い色」という声もありましたが、今日だけはと、輝き隊の藤沢、高橋、照屋、石川、前田さん皆さんも黒の衣装でCD「にんげんをかえせ」を手に持ち参加してくれました。 原爆症認定集団訴訟の判決は、広島、愛知など今後ぞくぞくと出る予定です。私たち「未来へ輝き隊」は、この2日間の緊急行動に参加して、CD「にんげんをかえせ」を広げながら集団訴訟を支援し、11月23日のよみうりホールでのメッセージライブを成功させようね、と決意を新たにしました。 横井久美子 2006年5月23日 |
↑ 11月23日のメッセージライブで証言者として 出演していただく東京の原告の片山文枝さん も座り込みをされました。 |
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