Kumiko Report 3/May/2016 |
おいで一緒にinくにたち 和田浩さんを迎えて 5月1日、♯7回目のおいで一緒にinくにたち。ちょうど一年になりました。 この日のプログラムは、4月17日から辺野古支援に行ったことが大きく心に残り、オキナワ関係のプログラムを組みました。 ♪ガソリンまみれのオートバイ ♪沖縄今こそ立ち上がろう(現地で歌われている「美しき5月のパリ」の替え歌) ♪辺野古の海 (宮古島民謡のメロディに新たな歌詞をつくりました) ♪水に流すな (笠木さんの名曲) ♪アベじゃダメでしょ (辺野古のゲート前の座り込みで歌う楽校の皆さんと歌ったから) ♪タンポポ (40年くらい前にレコーディングした歌) そして、親子劇場で歌った2曲 ♪おなじ空おなじ子ども ♪世界中の愛をあつめて
私の体の中にはないナニカ。メロディというものだけでない入っていけないナニカ。沖縄の人にあって私にはないナニカ。これこそ累々と積み上げられ守られてきた沖縄の「文化」というしかない。こうした「文化」(歌や踊りや言葉)があるからこそ沖縄は、苦難のなか明るくしぶとく闘い続けることができるのだと思う。 辺野古支援に行って歌が生まれた。行動するといつも何かヒラメキがある。 <辺野古の海> メロディ 宮古島 狩俣ぬいさみがのクイチャ 歌詞 横井久美子 ① 辺野古の青い海が 哭いているよ 海の涙は われらの涙 われらの涙 ② いにしえより海は 尽きることなく 海の幸を 恵みつづけた 恵みつづけた ③ あのいくさ世のときも 海の幸が この命をすくってくれた すくってくれた ④ 辺野古の蒼い海は われらの宝 蒼い海は われらの命 われらの命 ⑤ 海をわたる風よ 伝えておくれ 辺野古の海が 哭いていると 哭いていると さて、休憩のあとは和田浩さんが登場。自作の歌を含めて5曲歌ってくれました。 和田さんは、新潟大学の学生時代から知っているので、あれから40年がたつ。そして、20年ぶりくらいに会えてとても嬉しかった。現在は、長野県飯田市の健和会病院で小児科医として働き、子どもの貧困問題に取り組み、全国で講演もしている。 この日もそういうお話しが聞けると思っていらした方もいた。その中には産婦人科医の野末悦子先生も。 野末先生は、以前、川崎に和田さんを講演者として呼ばれたことがあったそうです。
いつものバックプレーヤーの北村しん君は和田さんの大学時代の後輩。 大学時代には一緒に歌っていたりしたのでこの日も二人の息はぴったり。
この日はメーデーと重なって、最初、チケットの出足が悪かったのですが、メーデーに参加してから出かけるからとか、和田さんがファンの方や関係者の方、そして、息子さんや妹さんも誘って下さって、満席の会場になりました。 また、「おいで一緒に」はいつも遠くから来てくださる方もいるのですが、この日は、京都から書家の畠中幸代さん、新潟から小林光子さん、いわき市から元立川相互病院で働いていた看護師さんなどが参加していただきました。 コンサートの最後は、野末悦子先生に「あなたを見ていると」という歌をプレゼント。また、会場の方からのリクエストで「自転車にのって」を歌ったりしました。和田さんのかもしだすあったかーーい雰囲気に会場が包まれて終了しました。お持ちになった本もq完売!でした。 終了後、同じ場所で交流会。和田さんの予備校時代一緒に学んだ方をはじめたくさんの方が残って下さって交流しました。和田さんの大学生の息子さんも参加されて、私が和田さんに出会った頃の年齢だから、何だかタイムスリップしたようでした。 和田さんはこの日は、高速バスで飯田市へ。 参加してくださった皆さま、とてもあったかーーいひと時でしたね。これも和田さんの人柄でしょうね。 和田さん、これからも講演した時必ず最後に歌うとか、「歌う小児科医」としてもご活躍ください。 安斎育郎先生が講演の最後に手品を見せて下さるように。すてきですよ。ギターを持っていくのがダイヘンだから何jか考えてネ。遠くからありがとうございました。私もとっても楽しかったです! 2016年5月3日 横井久美子 写真 前田孝子 |