Kumiko Report 14/Nov/2016
二ヵ月ぶりのHP ②

軽井沢から高崎を経由して夜7時過ぎに新潟駅に着いた。明日は新潟知事選の投票日。新潟駅前で保守系の候補者が最後のお願いの演説をしていたが、原発反対を訴える候補者にひいき目の私には、あまり盛り上がっていないように見えた。明日はどういう結果がでるだろうか?と思いながらホテルに入った。

10月16日(日) 新潟 また会いたい人コンサート

今日はいいお天気。
長年の友人である横山作栄さんが
「また会いたい人」のシリーズで
横井を呼んで下さった。

場所は木造のとっても素敵な保育園。

保育園の入り口にはこんな看板も。


横山作栄さんは、私の歌っている「あくび」「戦争入門」の作曲者で、他にも横山さんの歌を私は歌わせてもらっている。他の人の歌を歌うのは、笠木透さんと横山さんの二人ぐらい。横山さんは新潟の風土をゆったりおおらかに歌う一方、巻原発反対運動にも加わり、その運動をテーマにしたジュームス三木さん監督の映画にも出ている。代々続く商店の社長でありながら、新潟を代表するシンガーソングライターである。

第一部は横山さんの演奏。おいで一緒にinくにたちのサポートミュージシャンの北村しん君は、は横山さんの仲間だからこの日も出演。



この日は、東京から星さんも参加してくれて
パートナーのよしえさんと二人で歌ってくれ
ました。

ちなみによしえさんは音大の声楽科出身で
すてきな美しい声の持ち主です。

横山さんとの関係で特筆すべきことがあります。

それは、私がごぜ歌に興味をもっていた時、新潟の養護老人オームに小林ハルさんというごぜさん
がいるよと教えてくれて、一緒に車で雪の中ホームに連れて行ってくれたことです。

このことがなかったら「赤い椿と青いげんぼし」
の歌は生まれませんでした。

本当に横山さんにはいろいろ感謝です。

新潟では、熊谷淑子さんを組長に「春秋楽座」が終了するまで毎年コンサートをしていただいた。この日は熊谷グループも参加してくれて、横山さんがコンサートを企画してくれたおかげで、懐かしい方たちとも再会できた。

第二部の横井の演奏は、星さん、しん君も参加してくれて1時間の予定を20分もオーバーするほど歌いまくってしまった。二人のミュージシャンのおかげで充実感いっぱいの演奏ができた。



終了後すぐ、インドの女性を描く画家の本間ケイさんの展覧会を見に行った。100号の迫力ある絵とケイさんのエネルギーに圧倒された。そのあと、ケイさんと一緒に横山さんたちの待つ二次会に!

二次会では、星さんもしん君も楽しそう。来年2月にはインドでケイさんの展覧会があるそうで、その時にはインドに行ってオープニングで「ナマステ」の歌を歌おう!と盛り上がった。

長く培ってきた人たち、横井を長く支えて下さった方たちとの再会は本当に嬉しい。それに加え演奏がとてもヨカッタと言われ、来年9月には今度は私たちが横井さんを呼ぼうと熊谷組長が声をあげてくれた。この夜は、熊谷さん宅に泊まり更なる親交を。

翌朝は、知事選で原発反対の知事が誕生し、全日のコンサートにも来てくれ、また、勝手連をつくって応援してきた人たちが熊谷さん宅に集まりお祝い。素晴らしい新潟の日だった。

こんな機会をつくって下さった横山さんに感謝!来年、5月は「おいで一緒にinくにたち」で横井山さんをお迎えします。ありがとうございました。

 横井久美子        写真 押見さん