Kumiko Report 1998 |
ニューヨーク・アイルランド報告…Part2 前回お伝えした、ニューヨークのつづきです。 ちょうど私がニューヨークにいた時は(日本でも同じですが)バーゲンの時期でした。各有名ブランド品も日本では考えられない安値で売られていました。写真のように、日本では信じられないけれど、カルバン・クラインの商品は65%OFFでした。 ニューヨークの消費税は8.25%ですが、生活必需品には無税なので、食料品などは安く感じました。そのうえちょうど私の滞在中は、昨年に引き続きニューヨーク市長発案の、「NO TAX WEEK」でした。日本でも食料品などには消費税を無くし、「NO TAX WEEK」のようなこういう洒落たことをやってくれるといいんだけど…。 5度目のダブリンでは、ホテルがガイドブックの2倍の値段になっていて、急遽B&Bを探しました。 ダートのサンディマウント駅近く「Aaronmor Guesthouse」は1泊25ポンドで、快適でした。 その上、手帳を忘れてきたことに気付き、帰国後Faxを入れたら、写真のMICKおじさんから手紙と手帳がとどきました。一週間で!さすが! アイルランドはいい国です。 99歳おめでとう!櫛田ふきさん! 左が櫛田ふきさん、右は作家の松田解子さん 婦人団体連合会の会長である櫛田ふきさんを私はとっても敬愛しています。歳を重ねることだけでも大変なのに、櫛田さんはなお現役で社会的な発言をされています。櫛田さんが80歳の時、お誕生日の歌を作り、毎年歌って、励まされています。 あなたを見ていると 日本の女たちの自由への叫びが 私に聞こえてくる あなたを見ていると 世界の女たちの平和への祈りが 私に聞こえてくる あなたは今日で99歳 おめでとう素晴しい人生 日の出の森を支えよう! 愛する地球の空が、水が、森が、叫び声をあげている。 このままでは地球の命も私たちの命も滅びてしまう! 今、しなければ! と、始まった日の出町の住民運動は今、正念場をむかえています。 4月8日、第二ごみ処分場への搬入を阻止している人達の前で歌いました。 私の30年近い演奏活動のなかでも初めての経験でした。 皆さんも一度ぜひ現地に来て、凄まじい日本の現実を見てください。 1998年3月 |
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