Kumiko Yokoi/横井久美子
 飢餓や戦争で死んでいく子どもたちをなくしたい 2001年12月制作CD
CDおなじ空おなじ子ども
   写真・松崎浩一(提供:東京新聞)
2001年はきっと、忘れらない年になるでしょう。9月11日のテロ、10月7日からはじまった空爆、そして、憲法を無視し、小泉内閣が自衛隊の海外派遣を決めた年。
黒柳徹子さんの「アフガンレポート」を見て、世界中の子どもたちが愛に満ちた平和な世界で生きてもらいたい!戦場で育ち、飢餓や戦争で死んでいく子どもたちをなくしたい!と思いました。何もできない私。飢える子どもたちを見ても、私には何もできない。祈るような気持ちから歌が生まれました。そして、その収益金をアフガンの子どもたちのために寄付しようと思いました。CD代金1500円中、500円が寄付金になります。その500円で68人分の経口補水塩を買うことができ、脱水症状から死んでゆく子どもを救うことができるということです。
皆さんのご協力により発売1ヶ月(2002年2月現在)で2000枚を達成し、収益の全額100万円を医療NGOぺシャワール会に寄付しました。しかし、アフガニスタンに真の安定した平和が訪れるまで、これからも息長く支援を続けるつもりです。どうぞ今後もこのCDを通してアフガニスタンの子ども達を支援して下さい。
自主制作CD「おなじ空 おなじ子ども」

おなじ空 おなじ子ども  アフガンレポートより横井久美子詞/曲
世界中の愛をあつめて  横井久美子詩/曲
花が好き           横井久美子詩/曲
おなじ空 おなじ子ども  (カラオケ)
世界中の愛をあつめて  (カラオケ)
全曲楽譜付

価格 税込1500円(代金中500円は寄付金)
送料1枚200円 一枚増える毎に100円増 (5枚以上お申し込みの方は送料600円均一)
申し込み 横井久美子事務所にEmail:kumiko@y.email.ne.jp かFax:042-577-7410で。
お名前、郵便番号 、住所、電話番号が必要です。
お申し込み頂いたあと、郵便振替用紙を同封しCDをお送りします。
お申し込みから3日程度でお届けいたします。

スミマセン!! 「世界中の愛をあつめて」の楽譜のコードにミスがありました。5段目2小節目のAmはEmです。ここのコードの進行が気に入っていいたのに。お詫びします。(2000枚以降は訂正してあります)

皆様から寄せられたお便り

■ ペシャワール会へ届けています

◇ 2001年12月リリース。緊急ということで2000枚までは、40日ほどで達成しました。みなさん、ご協力ありがとうございます。

◇ 2002年2月3日、ぺシャワール会の中村哲医師に東京でお会いし、CD2000枚分の収益全額100万円を手渡しました。右写真

◇ 2002年3月1日、55533円ペシャワール会へ。東海市でのコンサート会場をはじめとして横井に寄せられたカンパ。

◇ 2002年5月28日、20万円ぺシャワール会へ(CD400枚分の収益)福岡県に本部のあるぺシャワール会事務局を訪ね、事務局長さんに直接手渡しました。右写真

◇ 2002年6月末、2700枚突破!

◇ 2003年4月、発売数が3000枚に達し、4月18日、収益のうち15万円をペシャワール会へ送金しました。

◇2004年12月 3500枚になりました!
2004年12月1日、ペシャワール会へ25万円を振り込みました。
2001年12月に緊急制作しましたCD「おなじ空おなじ子ども」は、皆さんのおかげで当初40日間で2000枚のご協力がありましたが、その後もコンサートで少しづつ広がっています。すでに、ペシャワール会へのカンパは、1655533円になりました。中村哲さんにお会いした時、「アフガンをハヤリにしないで静かに長く支援してください」と言われたことを忘れず、今後も息長く続けていきます。これまでの皆さんのご支援に感謝しています。

◇2005年12月 CD「おなじ空おなじ子ども」のカンパ30000円をペシャワール会へ振り込みました。ペシャワール会の会報によると中村哲さんは、相変わらず黙々とアフガニスタンで医療活動を続けておられます。2002年3月に中村哲さんにお会いしてカンパをお渡しした時、アメリカのアフガン空爆で、世界中の視線がアフガニスタンに向かい、世界中のNGOもどっと集まりましたが、「アフガニスタンをはやりにしないで下さい。静かに長く援助してください」と言われたことが心に残っています。
これからも、CD「にんげんをかえせ」とあわせて、CD「おなじ空おなじ子ども」の収益をそれぞれの団体に送り続けるつもりです。二つのCD制作の根っこうは同じです。「人類は二度と戦争をするな!」の声を広げながら、2006年も、どうぞご支援下さい。

■ 続々とご協力いただいています

2002年、3月30日の立川市での「べアテの会」主催「アフガンの子どもと私たち」で、98枚 売っていただきました。

4月12日から岩手県平泉で行われる広河隆一さんの「アフガニスタン難民キャンプの子どもたち」の写真展の中でも販売していただきます。

7月18日には「アフガニスタンってどんなところ?」で小林豊さんの絵本原画展とあわせてCDを販売していただきます。

というわけで、相変わらずファックス、メールでの一枚一枚のお申込も続いていますが、団体で取り組んでくださる方々も増えています。

でも、次にご紹介するのは、アッと驚くお一人です。というのは、すでに140枚を売っている方で、それも、昨年のCDリリースコンサート12月26日にいらして以来のまだ、3ヶ月しかたていない彗星のごとく現れた方です。その上、なお驚くことに、ご自宅の前に、「シンガーソングライター横井久美子」の掲示板をつくり、私のコンサート情報やCDの宣伝をして下さっているのです。

 

写真の奥山ユリ子さんがその人です。お便りを頂きました。

「『ただの私にもどる旅』を読み、横井久美子さんの歌を愛し平和を愛する熱い想いを知り、また、フアンを大切にされ、凛としたお姿に魅了されCDの普及をとはじめました。面白いように買ってくださる方が増え、その事が私のパワーになっております。素敵な歌『世界中の愛をあつめて』も、ピアノの先生に話したら、教えている方の教材課題にとハーモ―ニーの方を3度さげて楽譜を書いてくださいました。今日ピアノの日で、ひさしぶりにはなまるをいただきました。CDも3人に声かけてくださるとおっしゃつてくださって今日も嬉しい日でした。」

奥山さんの驚異的な販売は、実は、ご主人、娘さん、お母さんも主旨に賛同して、一家挙げてのご協力だそうです。それにしても嬉しいですね。

そいう訳で、CDは静かに広がっています。
アフガン問題を、「はやり」に終わらせないためにも、真の平和を子どもたちに取り戻すためにも、CDの販売を続けます。

どうぞ、引き続きご協力を、お願いいたします。

横井久美子 2002年4月8日

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