Kumiko Report 4/7/2005 |
2万人のサッカー場? 昨日、事務所にいたら「もしもし、横井さん?私、ホーチミンのタンです」と、ベトナムから電話があってビックリ。久美子レポートでも報告したように、タンさんは、5月5日にホーチミンでの枯葉剤被害者のチャリティコンサート企画の中心人物。5日の予定を8日に変更できないか、という突然の問い合わせ。その日は、夜23時55分発のフライトで成田に向うからホーチミンにはいるけど、、、。 その後、いろいろな情報で分かったことは、タンさんがホーチミン市人民委員会にコンサートの申請をしたら、ホーチミン市としても、アメリカ連邦裁判所が枯葉剤訴訟を棄却したことに抗議するため、5月中旬に、大きなチャリティコンサートを企画していた。私達の企画があるのなら、日にちを前倒して、私も出演出来ないかということであった。それも、会場は、空港に近い2万人入るサッカー場。ベトナムの有名な歌手達が出演し、私の演奏は4曲位という。 300人収容の諸国人民連帯委員会のホールから550名のホーチミン市オペラ劇場、そして1300名のベンタンホールへと話がだんだん大きくなっていたが、突然2万人のサッカー場。昨年も、2週間ほど前に、「ハノイから2時間くらいところで5000人入る会場ならスポンサーが付くのだけれど、とうしますか」といわれ、どうしますかって、そんなハノイから離れた地方で、そんなに急に5000人も集まるのか、と絶句した。ところが、どうも、ベトナムは、それなりに人は集まるようだ。結局、昨年は、ハノイ市内でホンダのスポンサーがつき、500名の子ども宮殿でチャリティコンサートをした。 だから、1ヶ月前だけれど、2万人くらい集まるかもしれない。私は、小さいライブも好きだけど、大きい会場も大好き。でも、音楽は世界共通とはいえ、日本語が通じないのは厳しい!。 何とか対策を考えなくては、、。ただ、ベトナムのことだから(?)ぎりぎりまでどんな展開になるか分からない。 昨年は、私も呆気にとられるくらい大成功したが、94年のベトナム公演は、ひどかった。ホーチミン市では、オペラ劇場から崩れかけの映画館へ急遽ホールが変えられ、また、ハノイ市のオペラ劇場の公演では、受け入れ体制の問題で、ベトナム側と大喧嘩した。今回、タンさんたちの積極的な動きが、こうした形で実を結んでいることは嬉しいけれど、まだ何があるか分からない。 それにしても、もし、2万人のサッカー場で歌う場合、日本からもたくさんの応援隊があると、私はとても心強い。今回は、意を決してたった一人で歌うつもり。ぜひ、5月4日〜9日までの「横井久美子メコンデルタに歌う」ツアー&コンサートに参加して、応援をお願いします。 横井久美子 2005年4月7日 と、昨日レポートを書いた直後に、会場は、空港近くの2000人のオペラハウスというメールが入りました。 正式に決まったらまた、ご報告します。行って見ないと分からないかもしれませんが、、、、。 4月8日 |
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